例のアルマーニ小学校は「学区を買う」への対応です。学校も競争しなければなりません。黒髪強制でもめた大阪や東京も同じ理屈です。
日本での柵の作り方。
土地の値段を下げないために区画を制限する=地域住民の質を下げない。
田園調布の土地は50坪以下には細分化できない。自治会が定めた「田園調布憲章」によって敷地の最低面積は165平方メートル(50坪)以上と決められているからだ。
学校自体を改革すべきという意見もありますが、勉強を改善といってもものすごく高いので日本ではぜいたく品になります。そして実行するにはお金以外に生徒の質がものを言います。
記事の主張は、名前に釣られた体験談に基づく政策提言ではなく、下記論文のように因果関係が立証され、社会経済的にviableなものを取り入れようという点です。高等教育政策のペーパーで因果関係が立証されていないものが体験談に基づいて提言されるのが多いのは気になります。https://t.co/CoRD0MfZ3L
— 畠山勝太/サルタック (@ShotaHatakeyama) 2018年2月17日
親の年収と子供の学力(学歴)は相関するという前提がわからないと上記の記事は読めないです。
さらに塾ブースト
アメリカの話は教育関係の人ならそれなりに知っている話題で、いい学校(公立校。アメリカは高校まで義務教育)は基本的に土地の値段が高いです。それから、その上に教育税がかかるので、当のアメリカ人も子供が卒業したら引っ越すそうです。そういうことを前提にしているので日本に持ち込むとおかしなことになるのです。
分断されるアメリカの話はこちらの本で書かれています。
日本の場合もそうなっているところがあるので、保育園の空きの次はこの手の学区話になると思います。某神奈川県の某地区の某小学校はまさに公立の私立学校のようになっているそうで、中学受験率が5割だそうです。全国平均が1割、東京でも3割なので、どのくらい異常かわかると思います。
日本の話はこちらで。翻訳本より内容が少しずれますが手軽に読めると思います。
日本の平等教育は文部官僚が頑張って地域差が出ないようにした。しかし予算が少ないため、教育は意図せず画一化せざるを得ないようになった。単品の方が効率がいい。
その話はこちらの本に書かれています。お気楽に読めるような本ではなく新書ですが専門書です。
学校選択制を推奨、同州の民間のチャータースクールの利用のを推し進めました。多くの教育者たちは、ミシガン州でのデボスの政策の結果は散々なものだったと述べています。
「当然だ」と答えた人は9・7%で、2013年の前回調査の6・3%から3ポイント以上増えた。
人工的な学区の私立中(中高一貫)。
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