はてなのコメントに安室奈美恵のコンサートを評してこうやって役所はコスト(手続きが煩雑)がかかるようになるとあった。
はてなブックマーク - 安室奈美恵ラストドームツアーで全来場者に本人確認実施→入れない人続出も「他アーティストも続いてほしい」の声 - Togetter
不正を防止しようとすると不正側だけでなく、正規側にも負担がかかる。ゼロに近づけると正規側が大変なことになる。これはドーピング検査と同じである。
ドーピング検査をするとグレーの部分が出てきてしまう。このグレーを小さくしようとすると偽判定を許容することになる。するとドーピングをしていないのに陽性反応が出てしまう。よってそれはできないのでグレーはある程度認めないとならない。
紀伊國屋にしてもbk1の後身であるhontoにしても、トラブルが起きないことを最優先にしている。それは誠意ある姿勢ですが、それに対してアマゾンはあっけないほど簡単です。アマゾンだって、ミスやトラブルは起きない方がいいと思っているでしょう。でも、「間違えたら、そのとき直せばいいや」と考えているように感じます。
日本の場合はグレー部分を減らそうと相当なコストと被害がでる。よって役所は規制が厳しいとたたかれ、反対に甘くしてもたたかれるという二重の拘束を受けることになる。
役所はなぜ規制したがるか→国民が望むから
もとの話はこちらです。
https://ticket.tickebo.jp/pc/namieamuro2018-trade/
不正摘発コストは妥当かという議論に行く。日本はミスを許さないので異常に摘発コストが上がる。
ルールが複雑化して破綻。
手帳は自治体で違うので見分けるのは不可能。